2010年11月08日

ワーグナー 【ニーベルングの指環〈序夜〉】《ラインの黄金》METライブビューイング

ワーグナー 【ニーベルングの指環〈序夜〉】《ラインの黄金》(新演出)
MET上演日:2010年10月9日
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:ロベール・ルパージュ
出演:ブリン・ターフェル/ステファニー・ブライズ/リチャード・クロフト/ウェンディ・ブリン・ハーマー

上映期間: 11月6日(土)〜11月12日(金)

http://www.shochiku.co.jp/met/ METライブビューイング公式ホームページ


『ラインの黄金』を見てきた。ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場のMETライブビューイング。(ライブといっても録画だが)

すばらしかった。「ラインの黄金」を観るのは確か4回目だが、今回が一番かも。もっとも、過去の3回はテレビやパソコンの小画面で、近所に気兼ねして小音量での鑑賞だったので、映画館でのライブビューイングとは比較できない。
演奏も歌手も皆良かった。特にアルベリッヒ役のエリック・オーウェンズがよかった(私は低音の魅力に弱いのだ)。ヴォータンはいまひとつかな(外見はぴったり)。
まあ私も耳が肥えているわけではないのでたいしたことは言えない。
ローゲ役の歌手はカーテンコールでブーイングを浴びていたが、なぜだろう。特に悪いと思わなかったが。

新演出だそうだ。演出家ロベール・ルパージュは映像の魔術師と呼ばれ,シルク・ドゥ・ソレイユの演出なども手がけている人だとか。ワグナーの意図は尊重しつつ、観客を楽しませることを重視しているようだ。最近のヨーロッパのものに多い奇天烈な表現は見られない。正直いって演出家の自己主張には付き合いたくない、と思ってる私にはうれしかった。METは大体オーソドックスなものが多いらしい。
機械仕掛けの大きな蛇腹のようなものが舞台を横に貫いていて、それが場面に応じて形状を変化させ,ラインの川床になったり、ニーベルハイムへ下る道になったり、文字通り大蛇の蛇腹になったりする。装置が大掛かりなわりにはこぢんまりした印象だったが,自在に変化する蛇腹をみるのはそれ自体なかなか楽しいものだった。

一応書いておくと,『ラインの黄金』は,『三日間の祝祭劇「ニーベルングの指輪」への序夜』となっている。四部作の構成は次のとおり。

序夜 『ラインの黄金』(Das Rheingold)
第1日 『ワルキューレ』(Die Walküre)
第2日 『ジークフリート』(Siegfried)
第3日 『神々の黄昏』(Götterdämmerung)

『ワルキューレ』も来年6月にライブビューイングをやるそうだ。楽しみ。http://www.shochiku.co.jp/met/schedule/


ちなみに今までに私が見た「ラインの黄金」は次の3種
1.指揮:ダニエル・バレンボイム、演出:ハリー・クプファー,1991年、1992年、バイロイト祝祭劇場
2.指揮:ジェームズ・レヴァイン、演出:オットー・シェンク、1990年、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場
3.指揮・演出:ヘルベルト・フォン・カラヤン1973年のザルツブルク復活祭音楽祭で収録された音声に1978年スタジオ制作の映像を加えて制作。

演奏は3つとも良かった。どう良かったかを言い表す能力はないが。

1は初めて見たものなので思い入れがある。「ワルキューレ」では文字通りからだがふるえるほど感動した。人生でもまれな体験だった。
演出は現代的というか未来的というか,かなりシャープ。「ラインの黄金」ではさほど奇抜な設定はなかった。レーザー光線を使った川の表現など,かっこいい。「神々の黄昏」でやりすぎと思える演出あるけれど,それ以外は文句ない。
ジークフリート役の歌手が外見的にイメージに合わないのが残念だったが,ブリュンヒルデが良ければそれでよしとしたい。
LDの解説書にクプファーのインタビューがのっていて,奇をてらったような演出にも考え抜かれた深い意味があることはわかった。初めてみる人間にはきついが。

多分これと同じ。

2はオーソドックスな演出だった。初めて観るならこれが一番良いかもしれないけど,古くさく見えないこともなかった。現代的なのはいやだと思いつつ、古ければ古いで文句つけるんだから我が儘なことだ。


3は端から映像作品として作られただけに,神話世界の表現として最もうまくいっているように思った。特撮の使い方にもセンスがあって,古い物なのに不自然さを感じさせない。歌手もみんなイメージにぴったり(代役ってことないかな?)。序夜「ラインの黄金」しか製作されなかったらしいのが残念。



オペラは苦手という人は,本で読むのもいいと思う。
アーサー・ラッカムが描く美麗挿絵付きの「ニーベルンゲンの指輪」(翻訳 寺山修司)(新書館)がいいと思うけど,絶版のようだ。寺山修司による翻訳はかなり自由なものらしい。題名にしても,ニーベルング(単数形)を寺山氏が間違ってニーベルンゲン(複数形)としてしまったのだそうだ。なお第1巻「ラインの黄金」のみが寺山訳。2巻目の「ワルキューレ」以降は高橋康也、高橋迪の訳。
まあラッカムの挿絵はネットでも見られるが。
http://www.subtlebody-images.com/arthur.rackham/ar.rhinegold.html
http://www.nocloo.com/gallery2/v/arthur-rackham-rhinegold-valkyrie/
http://www.sacred-texts.com/neu/ron/ 

ワーグナーについての評論では、ワグネリアンとして有名なトーマス・マンの『講演集 リヒァルト・ヴァーグナーの苦悩と偉大 他一篇』(岩波文庫)が素晴らしいと思った。
トーマス・マンには「ヴェルズンゲンの血」という短編小説もある。「ワルキューレ」におけるジークムントとジークリンデの話をモチーフに、兄妹の近親相姦を描く。小品だが好きな小説だ。新潮社の「トーマス・マン全集 8」、国書刊行会の「ドイツの世紀末 第3巻」などに収録。今買える短編集には入っていないようだ。



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2006年11月06日

最近聞いた音楽

最近聞いたCDに関する覚書。一応、五つ星で私の好みを表した。

★★★★★ ザ・レイディオ・ティスダス・セッションズ ティナリウェン
 ティナリウェンは、マリのトゥアレグ族の音楽グループ。砂漠のブルースなどとも言われる。絶賛された『アマサクル』の前に制作されたアルバム。これも傑作。ライナーノーツに書かれていることも面白くて、ティナリウェンのメンバーは、カダフィ大佐による「サハラ共和国」構想によって、カダフィのキャンプに招かれ革命指導を受けていたそうだ。そのキャンプで聞いた西洋音楽(ボブ・ディラン、ジョン・レノン、ボブ・マーリイなど)の影響で、エレキギターなどが取り入れられたのだという。僕はカダフィって新聞記事程度のことしか知らないけど、いろいろ面白いことやってそうだ。詳しく書かれた本はないだろうか。

★★★★★ Missa Luba; 10 Kenyan Folk Melodies  ミサ・ルバ MISSA LUBA アフリカン・ヴォイス(ミサ・ルバ〜ケニア賛美歌集/ムンガノ・ナショナル合唱団)
 ミサ・ルバは、アフリカの伝統的合唱曲とヨーロッパ賛美歌が融合した傑作。20世紀半ば、ベルギー領コンゴに赴任していたキド・ハーゼン神父が、カタンガ州のルバ族のメロディを編曲して賛美歌にしたもの。僕はパゾリーニ監督の映画『奇跡の丘』で使用されたのを聞いて以来気になっていたのが、最近このサイトで曲名を知ってCDを入手、かなり感動した。ただし映画では、多分オリジナルの「ボードアン国王のトゥルバドゥールたち」合唱団ではないかと思うが、このCDはケニアの合唱団。印象はだいぶちがう。

★★★☆☆ イン・コンサート~ロイヤル・アルバート・ホール シティ・ヌールハリザ
 マレーシアを代表する女歌手のライブアルバム。中村とうようとか評論家に絶賛されてる人なので、前に「ハリ・ラヤの贈り物」というアルバムを聴いたけどどうもぴんとこなかった。本作はライブなので伝統曲、現代歌謡曲と色々まざってて良い。歌唱力の高さもよくわかる。観客ののりもいいし、だんだん面白さがわかってきた。

★★★★☆ 私のまわりの宇宙私の中の無限 マリーザ・モンチ
 ブラジルの代表的ポップ歌手マリーザ・モンチ、6年ぶりのニューアルバムが2枚同時リリース。サンバ・カリオカの名曲を独自のアレンジで聴かせる前者と、同時代ポップスの後者。どちらも良い。聴いていてとても気持ちいいけど、かなり実験的なこともやってるのだそうだ。

★★★★★+★ キー・オブ・ライフ スティーヴィー・ワンダー
 1976年のアルバム。大変な傑作。いやあすごい人だったんだなあ、スティービー・ワンダーって。まさに天才。いまさら彼の天才に気づくのもどうかと思うけど、スティービー・ワンダーってラジオ等であまりに耳になじみすぎていて、あらためてアルバム聴こうって気にならなかったんだよね。この頃の4枚は奇跡の4部作だかなんだかって言われているらしい。僕は中でもこれが好き。

★★★★★ ザ・ウィル・トゥ・デス など  ジョン・フルシアンテ
 ジョン・フルシアンテの6作連続リリースされたCD群。まとめて聴いたんでどれがどれだかわからなくなってるけど、まとめてすばらしい。結局ぼくが好きなレッド・ホット・チリ・ペッパーズはジョン・フルシアンテのレッド・ホット・チリ・ペッパーズだったんだなあという気がする。

★★★☆☆ ジ・イレイザー トム・ヨーク
 レディオヘッドのトム・ヨークの初ソロアルバム。やっぱり僕には難しいな。キッドAとかほどじゃないけど。

★★★☆☆ ボリウッド~インド映画ベスト・ヒット
 2枚組で、歴史的名曲から最近のヒット曲まで網羅。まとめて聴いたのは初めてで、意外に良かった。伝統音楽風で優雅な昔のものが僕は好みだけど、最近のもレベルは高い。カッワーリーのヌスラット・ファテ・アリ・ハーンや、米国映画『ゴーストワールド』でも印象的だった吹き替え歌手ムハンマド・ラフィーなども入っている。解説は松岡環さん。もっと詳しく書いてほしかったけど、本を読むしかないか。同じ頃に『クラブ・ボリウッド』も発売されたけど、これは最近のヒット曲中心だし1枚もの。どちらかを聴くならやはり「ボリウッド~インド映画ベスト・ヒット」の方が絶対いいと思う。

★★★☆☆ シュヴァ・エン・ポー シンク・オブ・ワン
 シンク・オブ・ワンはベルギーのバンド。ジャズやロックとモロッコ音楽を融合させたユニークな音楽を作ってきた彼らが、ここではブラジル音楽に挑む。僕は正直言って、どこがブラジルでどこがモロッコかとかよくわからないのだけど、とても面白い魅力的な音楽だってことはわかる。

未聴 オリヤンティシム チョーン・セック
 まだ手に入れてないんだけど、忘れないように書いておこう。NHK-FMのワールドミュージックタイムで一曲だけ聴いて、大変良かった。セネガル人だけど、インド、エジプトなどあちこちの人と共作したアルバムだそうだ。
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2005年10月16日

ファンファーレ・チォカリーアのライブ

 昨日、渋谷のO−EASTにファンファーレ・チョカリーアのライブを聴きにいった。
 すごく良かった。踊りまくって疲れ果てた、というのは嘘で、恥ずかしいので隅のほうで静かに聴いていたんだけど、心の中では最高潮に盛り上がっていたのだ。

 ファンファーレ・チォカリーアはルーマニアのジプシー・ブラスのバンド。世界最速、といわれるほどの超絶テクニックで熱い演奏を聞かせる。
 やっぱり演奏技術が圧倒的に高くて、2時間を疲れを知らぬように吹きまくり歌いまくった。ライブがこんなに楽しく盛り上がるバンドも珍しいんじゃないかと思う。
 アンコールが2曲で終わり、これでおしまいか、とがっかりしてると最後に客席まで降りてきて10分くらい演奏してくれた。サービス精神というか、とにかく演奏が楽しくてならないという感じだ。最後まで実に楽しいライブだった。

 前座でPE’Zという日本のバンドが出て、演奏は別に悪くなかったけど私の好みに合わずちょっとつらかった。こういうのって抱き合わせ販売って言わないのかな、などと思っていると、客席の後ろのほうではファンファーレ・チョカリーアのメンバーが踊っていた。周りの日本人も誘ってたけど、どうも盛り上がらなかったのは、踊りやすい曲じゃないからしかたないが。

無料ネットテレビGyaOの音楽ページで、「Tokyo Night Style」というワールド・ミュージックの番組をやっている。過去の2回ともファンファーレ・チォカリーアを取り上げていて、プロモ(というか、下の「炎のジプシーブラス」からの抜粋)が見られる。

炎のジプシー・ブラス/地図にない村から


 ファンファーレ・チォカーリアを描いたドキュメンタリー映画。ルーマニアの寒村ゼチェ・プラジーニで冠婚葬祭などで演奏していた彼らを、偶然演奏を聴いて感動したドイツ人が世界に広げていく。
 各国のライブ映像も満載だけど、やっぱり地元での練習光景などが楽しい。
 最後には東京でのライブも入っていて、渋谷のコギャル(高校生ギャルのこと)なんかに混じって呆然とした感じの彼らも写される。
 この映画に出ていたドイツ人も昨日の客席をうろうろしてたな。確か放浪生活の末、村の娘さんと結婚して住み着いた人だ。ひょっとして舞台で踊ってたきれいなダンサーが奥さんなのかな。




CDはどれも面白いけど、ためしに1枚聴くなら「バロ ビアオ」がよいと思います。最新作の「ギリ・ガラブディ」は、実は昨日の会場で買ってきたんだけど、まだ聴きなれないせいもあってか少し違和感もある。007のテーマとかやらなくてもいいんじゃないかなあ。



 ジプシー・ブラスの魅力が存分に発揮されたのがエミール・クストリッツァの傑作群。でもファンファーレ・チォカリーアではなかったはずだと思うんだけど、そう書いてる人もいるなあ。手元に無いので確認できないけど。
posted by 読書家 at 14:28| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月29日

CD『上海歌謡の名花 周璇[王旋](チョウ・シュアン)』

上海歌謡の名花 周璇[王旋](チョウ・シュアン)


(収録曲)

1.四季歌(四季の歌)
2.何日君再来(何日君再来)
3.拷紅(紅娘詰問)
4.漁家女(漁師の娘)
5.瘋狂世界(世界はクレイジー)
6.不変的心(変わらぬ心)
7.紅歌女忙(売れっ子は忙しい)
8.討厭的早晨(朝は憂鬱)
9.鳳凰于飛(比翼の契り)
10.笑的讃美(微笑賛歌)
11.夜上海(夜上海)
12.花様的年華(花のような日々)
13.黄葉舞秋風(風に舞う黄葉)
14.愛神的箭(キューピッドの矢)
15.陋巷之春(下町の春)
16.高崗上(丘にのぼって)
17.訴衷情(思いを告げて)
18.莫負青春(悔いなき青春)
19.兩條路上(二つの道の上で)
20.西子姑娘(小町娘)

 チョウ・シュアン(1919〜1957)は、阮玲玉なき後、上海の映画界を支えた大スターの一人。また金嗓子(金の喉)をもつといわれた名歌手で、歴史的な名曲「何日君再来」を最初に歌った人である。
 このCDには映画の曲を中心に、年代順に名曲が並んでいる。特に若いころのあどけなさを残す声が魅力的。「何日君再来」はもちろんだが、「漁家女」の夢のように美しさ、「瘋狂世界」「不変的心」などの楽しさ(もっともこれらが使われた映画には抗日の意味をこめたものが多いし、周璇は漢奸歌曲を歌うのを拒み続けた。気持ちよくノスタルジーに浸ってばかりもいられない)。
 李香蘭などに比べると民謡的な歌い方だ。ライナーノーツによればあまり泥臭い中国カラーの歌は収録しなかったそうだけれど、むしろそういうものを聞きたかったとも思う。

 李香蘭の自伝には周璇との出会いと交友が綴られている。一緒にピアノの前で何時間も過ごしたそうだ。

 周璇の人生はかなり薄幸なものだった。精神を病み、自殺未遂や失踪事件を起こした。最後は脳病により40歳に満たない若さでなくなった。

 「何日君再来」をめぐる数奇な運命については中薗英助 (著)『何日君再来(ホーリイチュンツァイライ)物語』に詳しい。たかが流行歌にこんな面白いドラマがひそんでいるとは驚きだ。当時の代表曲の歌詞も載ってる。チョウ・シュアンの哀しい生涯も詳しく描かれる。このCDは何の予備知識も無く聞いて十分楽しんだけど、これを読んでからはまた違って聞こえてくる。
※追記 中薗氏は苦労の末、作曲者が劉雪庵だと探り当てるのだが、中村とうよう氏によれば、実はその何年も前に作曲者はわかっており、日本の新聞でも報じられていたのだそうだ。(『オーディブック 大衆音楽の真実U』の解説)

 NHKで放送された「世紀を刻んだ歌 何日君再来〜アジアの歌姫が紡いだ愛の歌」でも紹介されていた。李香蘭こと山口淑子さんがこの歌について語っていて、内容は李香蘭の自伝や『何日君再来物語』に書かれたとおりだが、本人の口から熱っぽく語られるのを聞けるとは感動的だった。チョウ・シュアンについて「かわいい人でねえ、本当にやさしい素直なお嬢さんでしたよ」と語る。周璇の代表映画『馬路天使』の一場面も映った。動くチョウ・シュアンを見たのは初めてだ。
 大変いい番組だったけど、案内役にロックかぶれのおじさんが出てきて、ロック風アレンジの何日君再来をながながやるのはちょっと辟易。ロックはとっくに死んで、時代曲の時代に入ったことを知らないのか。

 伊能静の主演で周璇の生涯が舞台化されたそうだ。見た方の感想が「北京de道楽 日記」に書いてある。

『上海キネマポート―甦る中国映画』 シバシン文庫 2
佐藤 忠男、刈間 文俊 (著)

 革命前を中心に中国映画の歴史を紹介している。写真も多数。実際に映画を見るのが難しいだけにうれしい本だ。

「駱駝企画室」  チョウ・シュアンを詳しく紹介してくれている。

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2005年09月19日

『夜来香』 山口淑子(李香蘭)



収録曲
1.懐かしのタンゴ
2.夜来香
3.東京夜曲
4.珊瑚礁の彼方に
5.ロンドンデリーの歌
6.歩きましょう
7.暗い部屋
8.花はなんの花(五木子守唄)
9.花のいのちをたれか知る
10.ふるさとのない女
11.何日君再来
12.郊外情歌
13.黒い百合
14.蘇州夜曲
15.七人の侍
16.心曲

 戦後に吹き込まれたレコードを復刻したもののようだ。李香蘭から山口淑子に戻った後。歌詞も日本語がほとんど。それはちょっと残念だけど、歌はさすがにうまいし、夜来香、何日君再来、蘇州夜曲など代表曲が聞けるのだから満足だ。
 蘇州夜曲は声の質からしてもっと若いころの録音のようにも思えるんだけど、単なる発声法の違いなのかな。発売は昭和28年となっている。
 珍しいところで、早坂文雄が作詞した「七人の侍」の歌詞つきバージョンなんて初めて聞いた。また「心曲」はチャップリンのライムライトの中国語版(訳詩・陳式)で、上海百代公司で発売されたもの。
 ライナーノーツを書いているのは野口久光氏。中華電影の宣伝部にいた人で、敗戦前夜の上海で大成功した李香蘭のコンサート「夜来香幻想曲」を発案した一人だ。



これらのほうが古い録音を使ってるらしい。中国全土でヒットした売糖歌も収録。
posted by 読書家 at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月31日

聴きたい音楽

音楽についてもなにか書くつもりだったんだ。
とりあえず聞きたい曲やCDとかを列挙しておこう。
あくまでも自分用のメモ代わりです。

マーズ・ヴォルタ「フランシス・ザ・ミュート FRANCES THE MUTE」

ブライト・アイズ「Digital Ash In a Digital urn」

ブライト・アイズ「I’m Wide Awake,It’s Morning」

クリスティーナ・ブランコ「ユリシーズ」(ポルトガルのファドの歌い手。)

ペンギン・カフェ・オーケストラ

「五番街のマリーへ」

リュシエンヌ・ボワイエ「聞かせてよ愛の言葉を」(武満徹氏が、こんな美しい音楽がこの世にあるのか、と感動したそうです。シャンソンの名曲)

「暗い日曜日」(ブダペストのレストランで誕生し、多数の自殺者を生んだという暗い曲。映画が面白かったので)
posted by 読書家 at 21:54| Comment(1) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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