2014年02月16日

『竜との舞踏』 (氷と炎の歌 5) ジョージ・R.R. マーティン著


『竜との舞踏』 (全3巻) (氷と炎の歌 5)
ジョージ・R.R. マーティン (著), , 酒井 昭伸 (翻訳) 早川書房






現代最高のファンタジーシリーズとも称される「氷と炎の歌」シリーズ最新刊!
前作『乱鴉の饗宴』が期待したほどおもしろくなかったので若干の不安とともに読み始めたのだが・・・

うーん、今度もちょっと、完全復調とはいえないかな。
前作よりはおもしろいところもあったけど、夢中になるほどにはいかなかった。

一番好きな人物のティリオンが出てくれたのは良かった。
あと、どうなったか気になってたあの若造が戻ってきたのもうれしかった。まだ活躍してくれそう。
とはいえ、今回は準備段階という感じ。

だいたいこのシリーズは盛り上がる部分はほんとにすごいのだけど、記述がやたら細かくて、ここは省略してくれてもいいのになあと我慢しながら読む部分も長いのだ。
しかし2巻にわたり大きな盛り上がりのないまま進行するとは思わなかった。
もともとの計画では第三巻『剣嵐の大地』の後、数年後の話に跳ぶことになっていたらしいし、このあたりは本来は跳ばされる部分だったのかもしれない。再構成に苦労しているようだ。

今後への期待につながるような我慢ならまだ良いけど、大物はどんどん退場するし、おもしろくなる要素がだんだん減っている気がする。

今回は壁や狭い海の向こうの話が中心になっているのも私には残念なところ。
ウェスタロスに比べ、考え抜かれて書かれてる感じがしないんだが。
特に大陸の描写はどうもオリエンタリズムというか、植民地を見るヨーロッパ人の視点を感じてしまうんだよな。キップリングのインドものとか。
ウェスタロスがイギリスをモデルにしているわけだからそれでいいのかもしれないけど。

いずれにしても、ここまでくれば最後まで当然つきあうつもり。
次は大きな戦争も始まりそうだし、あのデカいのがどう登場するのかとか、いろいろ楽しみ。

でも、このペースで後二巻で完結するんだろうか。
一巻が膨大なページ数になるのかな。



ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ 」も大好評。
わたしはイメージが固定されると嫌なのであとでまとめてみようと思ってるんだが、果たして我慢できるか。
posted by 読書家 at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | SF,ファンタジーなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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